お経って何が書いてあるの?
なぜ声出して読むの?
観音様とお釈迦様ってどういう関係?
もともと子供の頃から宗教行事に腑に落ちないと感じる部分が多かったのと
学生時分から哲学者としての釈迦(というよりガウタマ・シッダールタ)に興味があり、いろいろ調べた結果、その生き方、考え方に共感する部分が多かったこともあり、
釈迦の説いた仏教と現在の慣習仏教の差異に違和感を感じていました。
本書はその疑問にストレートに答えてくれる内容で分かりやすく、読みやすかったです。
特に、釈迦の思想に対する個人的な尊敬の念が集団・組織化される過程で思考の本質よりも、人柄、型(様式)に視点が移行し、その伝播の過程で、阿弥陀仏や観音菩薩のような釈迦以外の仏を誕生させ、さらに南無(サンスクリット語で信頼する)阿弥陀仏というように、釈迦以外の仏への信仰に変遷していく様が非常に興味深い。
もうここまで来ると、ある程度思考が停止していても読経していれば救われるという世界で起源とは間逆だ。
だからといって個人的にはすぐに改宗するつもりもなく、お坊さんを困らせようとも思わないけど一度ゆっくり考えてみると面白いテーマであることは間違いないと思う。
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お坊さんが困る仏教の話
ラベル: Review-Book
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