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キリクと魔女 (Kirikou et la Sorcière)



製作:ミッシェル・ドゥティユ(Michel Dutheil)
監督:ミッシェル・オスロ(Michel Ocelot)
原作:ミッシェル・オスロ
脚本:ミッシェル・オスロ
音楽:ユッスー・ンドゥール(Youssou N'Dour)
日本語版翻訳・演出:高畑勲
出演(声):
キリク幼少時代(Kirikou enfant)
 … ドドゥ・ゲイエチャ(Doudou Gueye Thiaw)(日本語:神木隆之介)
カラバ(Karaba)
 … アウ・セヌザー(Awa Séne Sarr)(日本語:浅野温子)
キリクの母(La mère de Kirikou)
 … マイモウナ・エヌジャイエ(Maimouna N'Diaye))(日本語:山像かおり)
お山の賢者(Le sage dans la montagne)
 … ロベール・リンソル(Robert Lionsol)

簡単に言ってしまえば、小さな少年キリクが魔女退治に出掛けるお話。
だけど説明から想像できる世界観とはちょっと違ったものになっている。

まず、正確にはキリクは魔女を倒そうと思っていない、向かう理由は、「どうしてカラバ(魔女)は意地悪なの?」という素朴な疑問の解決だ。

あとどこぞの指輪を捨てる話と違って、ダイナミックでスピーディにストーリーが展開するわけではない。どちらかというと淡々と(ひょうひょうと)独特のテンポで進んでいく。

だけど、最後まで退屈することはない。
(というか惹きつけられっぱなしだ。)

アフリカ特有の色彩表現。
ぎこちなさと滑らかさを組み合わせた
巧みなモーションの使い分け。
フランス語の耳心地。
アフリカンパーカッションの鼓動。
素朴で胸に刺さるキリクの問いかけ。

ジャパニメーションも確かにすごいけど。
何を見ても新鮮さがなくなってきた。

だけどこの作品には、実写にも、CGにも、
カートゥーンにもジャパニメーションにもない。
観た事のない世界観がある。そう感じました。

ミッシェル・オスロ監督って哲学あるわ。

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