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The Black Dahlia (ブラック・ダリア)



監督: ブライアン・デ・パルマ
出演: ジョシュ・ハートネット / スカーレット・ヨハンソン / ヒラリー・スワンク

よく作りこまれた見応えのある一作。
同監督の「アンタッチャブル」以来の傑作の予感。
サスペンス映画としての最低限のマナー(張った伏線に対して責任を持って回答を用意する)があり、気持ち良くどんでん返された。
正直、ヒントが重複なく散りばめられているため、気を抜いた分だけ、最後解決しきれない部分が残るが、細かいことが分からなくても展開のダイナミズムはきちんと感じることができる。
シナリオだけでなく、カメラワークや場面展開、演出も振り返ればよくできている。
表現による生々しさと実物の生々しさを巧みに使い分け、サスペンスの手法に慣れきった観客のヨミを半歩ぐらいづつ裏切るあたりが気持ちいい。
キャストでいえば、とにかくスカーレット・ヨハンソンが妖艶だ。大したことしてないのにとにかく悩ましい。主人公も含め、観客もこの女性に振り回されっぱなしだ。
ジョシュ・ハートネットは平均点の活躍。
他の俳優人のキャラクターがもう少し引き立つと映画としてのコントラストが強まったのかも。
個人的には、階段のシーンが「アンタッチャブル」臭たっぷりで笑える。
DVDでもう一度ゆっくり観たい。

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